興味深い古代エジプトの宝飾芸術!その1
紀元前525年にペルシア帝国に服属する以前の古代エジプトは、今から5千年前の早期王朝時代にまで遡るが、きわめて特徴的であるのは、その長い期間にわたって美術様式にほとんど変化が見られないことです。
政教一致国家であったことから、美術品も純粋な美のためのものではなく、有目的なものでした。
王であり神である人物を荘厳化し、その死後は神殿や葬祭殿に埋葬して、カーと呼ばれる魂が帰るのを待つ遺体を飾る品物。
美術品のなかでもきわめて大きな地位を占め、墓地に埋められたこともあって膨大な数の装身具が今に残っています。