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   <title>♪ポークレシピ♪</title>
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   <subtitle>煮てよし、焼いてよし、揚げてよし。 美味しい豚肉料理のご紹介。</subtitle>
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   <title>恐怖！肉食アリとの死闘　４</title>
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大きな頭が鋭い牙でしっかり肉に食いついたままだ。


根元から牙を押さえてむしりとる。


体の前についたやつをすべてとり、悲鳴をあげ、飛びあがりながら、背中のやつをとりあう。


食いつかれたのが100～200匹程度だからまだ助かった。


あれがもし、数千という数になっていたら、われわれはいまごろ・・・。


夕暮れ、夜行性の野獣がそろそろ出没しはじめる。


われわれは前方のアリの大群を乗り越え、なんとしても目的地へ着かなければならない。



      
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   <title>恐怖！肉食アリとの死闘　３</title>
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   <published>2012-04-05T09:23:25Z</published>
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ころんだら最後だ。


やつらはまず目をねらってきます。


目をつぶす。


のたうちまわる。


真っ黒になって、後から後から無数に群がる。


プチプチと全身を針ネズミのように食い破られる・・・。


すぐ起きあがらなければならない。


起きあがった。


死にもの狂いで走った。


やつらの射程距離から逃げなくては。


痛い。


ひどい痛さだ。


足を伝わってはいあがったアリは、ももから腰、腰から腹へと食いついてきました。


数百メートルもすっ飛びながら、われわれはすべて脱いだ。


アニーも、「アチッ。アチッ。アチッ」といいながら一匹、一匹むしりとっています。


一匹ずつとるしかない。


とても振り払っただけで落ちるものではない。


あわてたり、無造作にとろうものなら、首根っこからポロリと切れてしまう。


      
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   <title>恐怖！肉食アリとの死闘　２</title>
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   <published>2012-03-16T09:23:14Z</published>
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「アニー。逃げろ。肉食アリだ」こいつにやられたらおしまいだ。


大型動物でさえ三日で骨になる。


ありとあらゆる生物を食いつくす。


何キロも何十キロも隊列をくみ、生き物の臭いをかぎつけて、襲いかかる。


昔あったチャールトン・ヘストンの『黒い絨椴』という映画そのものです。


アフリカと南米にしかいない肉食アリに出会ってしまった。


われわれは逃げた。


逃げながら着物を脱ぎ捨てた。


脱ぐときに服に足をとられてころがった。


      
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   <title>恐怖！肉食アリとの死闘　１</title>
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   <published>2012-02-10T10:23:04Z</published>
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   <summary> 連れとなったソルボンヌ大学の女子大生アニーとピグミーの集落を出たまではよかった...</summary>
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連れとなったソルボンヌ大学の女子大生アニーとピグミーの集落を出たまではよかった。


しかし、行く手をみれば、中央アフリカの大ジャングルが、進路をはばんでいる。


光の届かない、暗黒の海に沈んだ深海魚のように、密生した下生えのなかを二人きりではいまわる。


どのくらい歩いたであろうか。


じめじめした湿地帯を抜け、乾いた土の感触をくつ底に感じた。


「キャーッ!」とつじょ、アニーの悲鳴があたりいっぱいに響きわたった。


遅すぎた。


さらにつぎの瞬間、わたしも踏みこんでいた。


刺すような激痛が、足もとからワッとはいあがった。


目の前には、まさに身の毛もよだつ光景が現出していた。


一面、アリの群れだ。


道といわず、草といわず、木といわずー。


すべてをのみつくし、こげ茶色に変色させてうごめいています。


      
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   <title>どんな年齢に何を訴えるのか</title>
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   <published>2012-01-05T02:40:37Z</published>
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「なぜ年齢を聞くの」ただなんとなく、あるいは興味本位で、すぐ年齢を聞きたがる人が多いけれど、女性の生き方とか、美しさとか、それをトシという額縁のなかで見たがる人に抗議したいなあ。


服装も、家目パも、食器もすべてにいえるのですが、私たちの暮らしに年齢の枠はないんだということ。


ソニア・リキエルもいっていますね、「女の服に年齢はない」って。


そのとおりです。


この言葉に拍手。


これは伊勢丹百貨店のコピーです。


年齢をとりあげたコピーは意外に多い。


「三十歳になると親父の血がさわぐ日本盛のうまさがわかる頃」


「松山善三、四十五歳。違いのわかる男のゴールドブレンド」


「男三十八歳。


激しい一日一日のくり返し。


そんな中で、ふと遠い子供の頃、学生時代の友がむしょうになつかしく思えたりする。」


三十八歳。


人生がくっきりとしてくるときなのでしょうか。


思えば長い生涯の句読点。


まだまだこれから。


期待と責任を一身に受けとめている働き盛り」(生命保険文化センタ上年齢を否定してもよい。


あるいは、年齢を肯定してもよい。


いずれにせよ、年齢が意識されていることには変わりがない。


だから年齢をとりあげたコピーは人目につきやすく、しかも、親しみとか、共感を与えてヒットすることが多い。


      
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   <title>迷った心理を誘導する</title>
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   <published>2011-12-03T02:40:23Z</published>
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「私つくる人、あなた食べる人」とやって、中ピ連だったかに「女性差別だ」とかみつかれたCMがありました。


一方、男性側からは、つくる人とはおこがましい。


市場で、できあいのお惣菜を買ってきて、「私ならべる人」というほうが適切ではないかと皮肉られたものです。


反対のものを二つならべて対比させる前項の手法と共通する点も多いが、二つの事柄を対照させる手法だ。


これをもじったわけではないだろうが、「ボーナスを飲むのは男、ボーナスを着るのは女」(独身のうちですよ、お嬢さん)と呼びかけたのは、毛皮のエンバだ。


つまり、どちらかなと思わせておいて、本題にひき入れる手法だ。


そのものずばりの例をあげよう。


「どっちかな、男、それとも女、アイデア思考中。


ウン、さぼり中、天然もの、養殖もの」と先にきて、「自然なお醤油なら、本醸造の三文字をチェックすれば、すぐわかります」と、純正・天然醸造ヤマサ醤油が出てくるしかけだ。


何年か前に流行していた「どっちが得か、よーく考えてみよう!」というサクラフィルムのCMも、ちょっと形はちがうがこの手法です。
      
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   <title>凹と凸をドッキング</title>
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   <published>2011-11-04T01:39:59Z</published>
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   <summary> 「凹の時代から凸の時代へ」押しボタン式電話機が登場しました。 これは電電公社の...</summary>
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「凹の時代から凸の時代へ」押しボタン式電話機が登場しました。


これは電電公社のダイヤル電話からプッシュホンへ、というコピーで、視覚を言葉としてとらえたまさに凹凸を対比させる傑作だ。


「自然が近くなると、買物は遠くなります」なんとはなしの毎日のお買物、お店が近いからでしょうかPでも考えてみると、これは時間と手間のロス。


お店が遠くなればなおさらですね、計画的なまとめ買いをお考えください。


一週間分、まとめて買う習慣大きな冷蔵庫、ザ・ビッグ。


暮らしに大きなゆとりを生み出します。


これはナショナル冷蔵庫の、遠い、近いの対比から生まれたコピーだ。


このように、物事は反対のものを対比させると、その内容が浮き彫りにされて、訴求力が強くなることがよくわかる。


お酒なんかでもそうだ。


酒は飲んでも、飲まれてはいけないとわかっていても、なかなかやめられません。


二次会、三次会がついつい二時、三時のこ帰館となる。


それで二時会、二時会というわけでもないですが・・・


「酒をおいしく飲む秘訣、飲まれぬ秘訣」と打ち出しておいて、三井製薬のビタチオニンというわけです。


のむと飲まれぬという言葉をじょうずに対比させてとり入れています。


こうした、反対のものをならべて対比させるという手法も、覚えておいて損はないでしょう。

      
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   <title>語呂あわせの名人になろう</title>
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   <published>2011-10-07T01:39:10Z</published>
   <updated>2011-10-31T09:25:00Z</updated>
   
   <summary> 表現力を豊かにするためのウォーミング・アップには、トンチ、語呂あわせの練習は手...</summary>
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表現力を豊かにするためのウォーミング・アップには、トンチ、語呂あわせの練習は手頃なところです。


「シマッタ!銀行が閉った」「トップカードなら、まだ二時間、しかも通帳も印鑑もいりません。


平日は午後五時、土曜は午後二時まで、全国の銀行窓口でカード一枚でひき出せます」といったような言葉を添えて流したのは東海銀行だった。


「待家制度から、持家制度へ」というのは日本電建、「借りやすいお金、返しやすいお金」というのは住友不動産、いずれも昭和五十年度の宣伝文だ。


語呂あわせというと、・・・見単純にみえるので馬鹿にしがちだが、捨てたものではない。


「パンといったはずがパンツになっていたら・・・笑ってすまされないビジネスの世界、大きなミスになります。


あいまいなコミュニヶーションをさけましょう。


「意欲あるリ-ダーにXEROX!」


「すました顔してカゼひいてーすました顔して直しましょう。ルル」


「グアムのつぎはネムだ」


このように、語呂あわせでも味わい深い文句が続出しています。


語呂あわせのネタも多い。


馬鹿にせず練習することも、表現力を豊かにする手です。

      
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   <title>予言とほとんど完全に一致</title>
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   <published>2011-09-16T03:26:05Z</published>
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      <![CDATA[占星術の知識を全くもたないか、ほとんどもっていない学生が、十二の標準的星座別性格記述から、自分にもっともよく当てはまるもの四つを選びました。


その性格記述には番号しか示されてなかったので、学生たちはどれが自分たちの誕生日に当てはまるのか知らなかった。


自分の星座の性格記述を選んだ学生の数は、偶然による予言とほとんど完全に一致していました。


しかし人の誕生日が該当する星座とそれぞれの星座生まれの人の性格記述を与えられた他のグループでは、自分の星座の性格記述を選んだ(両群の数値を示すと、前者は60名中18名、後者は51名中26名であったが、偶然による期待値は20名と17名であった)。


このように、自分自身の性格記述と同じように、占星術により予言されていると信じていることを認める傾向が人びとにあるようです。


＞＞<a href="http://www.e-aine.com" target="_blank">占いはこちら</a>

]]>
      
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   <title>口説き文句には間接話法</title>
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   <published>2011-09-05T01:38:36Z</published>
   <updated>2011-10-31T09:25:00Z</updated>
   
   <summary> プロポーズの言葉にもいろいろあるが、「ぼくの苗字をもらってほしい」というのも、...</summary>
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プロポーズの言葉にもいろいろあるが、「ぼくの苗字をもらってほしい」というのも、しゃれた部類に属するだろう。


しかも、こういった口説きの文句にも時代の背景がうかがえておもしろい。


「いっしょに夜明けの珈排を飲まない？」というのも古くなった。


「ねえ、今夜ぼくと人づくりしないかい」なんていう不謹慎な言葉は、池田内閣の国づくり、人づくり、所得倍増計画がとりあげられた頃につくられたものです。


冗談はさておき、このように直接的な言葉を、別の間接的な言葉におきかえて表現することも、言葉のおしゃれだ。


「暖かくなってきたね」


「そうですね。コートが重く感じられますものね」


言葉の洗濯は選択です。


キザな言葉を使うのではなく、身近にある言葉、生活に密着した言葉から選んで使い場所を考えるとよい。


その言葉の意外性が新鮮味に通ずるのです。


このような言葉のおきかえの可能性は非常に大です。


「楽しい」という言葉は「土曜の夜のような」という言葉におきかえることもできる。


これをビジネスの場に持ち込んで考えれば、宣伝文として、新鮮なコピーとして十分使えることが多い。





      
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   <title>気になるお酒　７</title>
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      ☆梅乃宿(うめのやど)

『梅乃宿』ではいよいよ赤磐雄町による仕込みが始められるということを聞いた。


それを九号酵母で仕込むか、十号酵母で仕込むかi仕込み用の磨き上げられた米を全部手で洗うという石原杜氏が慎重に考究中だというところまで私は伝えきいています。


もう間もなくこの本が出る今春にはその本格派の『梅乃宿・雄町吟醸』がしぼりを待っているころであろう。


どんなにふくいくたる芳醇な香りがたちこめることであろうか、どんなにまろやかな美薫味が舌にまつわって口中に融け入ることであろうか、いま私は千秋の思いでその日を待ち望んでいるところです。




      
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   <title>気になるお酒　６</title>
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      ☆梅乃宿(うめのやど)

奈良県下ないし近畿全域を管轄とする大阪国税局の鑑評会では、『梅乃宿』は県下に数少ない金賞受賞酒でした。


また、この蔵には、石原鉄男という５０代半ばの杜氏が健在で、この人、奈良、三重の酒蔵ではよく知られた名但馬杜氏です。


人柄は誠実で、その酒づくりは細心の技術を尽す。


ちょうど『特選街』(昭和５７年５月)で吟醸のコンテストも行なわれることになったので、『梅乃宿』の九号と十号それぞれの酵母による５６年度吟醸を審査に加えてみた。


結果は、『香露』『梅錦』『西の関』『浦霞』『菊姫』はじめ名だたる全国の名吟醸のひしめく中で、『梅乃宿』(九号酵母)が第９位となり堂々ベストテン入りを果たした。


このとき最終推奨銘柄は２１２銘柄に及びました。


『梅乃宿』はその中でも９位で、『浦霞・大吟醸』『西の関・秘蔵古酒』すらしのいだ。


いきなり名酒としてランクづけられたのだった。


しかも、このときは赤磐雄町の酒米で仕込んだものではなかったのです

      
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   <title>気になるお酒　５</title>
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      ☆梅乃宿(うめのやど)

『竹翠』の竹綱本店の遺族の間では、親族会議まで開いてついに役所の廃業の勧告を受け入れることを決定し、存続支援の運動など起こすと遣族を返って苦しめるかもしれないという竹綱家に近しい関係者からの話も聞き、一応右のことは断念した。


そうしたある日、故竹綱障郎蔵元と親しく、奈良県下の剛き酒の名人で東京の全国大会でも優勝した、愛酒家の原田勝弘氏から連絡がありました。


竹綱家の親戚で奈良の北葛城の『梅乃宿』が、『竹翠』の使っていた赤磐雄町の田と契約して、おなじ酒米で吟醸づくりに本腰を入れている、一度その味を刷いてみないか、というのだった。


『梅乃宿』の存在を知ったのは、右の『竹翠』の縁もあってのことでした。


『梅乃宿』の吉田武司蔵元は阪大醸造学科卒、奈良の酒造組合会長も勤めた県酒造界の重鎮で、故竹綱蔵元の従兄に当ります。


その酒蔵の位置も、南河内の旧『竹翠』の蔵とは葛城山を挾んでちょうど東と西の反対側になります。


かねがね多糖乏酸の自家製酒どころか、灘、伏見に挾まれた多くの県下の酒蔵が桶売りの安易に流れて、良心的な研究的な酒づくりの情熱を失いがちなのを肪甲斐ないと感じられ、従弟竹綱の吟醸への執念に刺戟されてもいました。


      
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   <title>気になるお酒　４</title>
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      ☆梅乃宿(うめのやど)

何年か前まで大阪南河内に『竹翠』というすばらしい吟醸を出す蔵があったらしいです。


この『竹翠』の蔵元は竹綱障郎という人だったそうですが、赤磐雄町の一等米を買い、蔵の冷房装置も完備し、夜も寝ずに杜氏とともによき吟醸づくりに苦心して、その上、こしき倒し(春先に仕込を完了すること)ののち蔵人たちの慰安旅行に自らマイクロバスの運転をして温泉へ出かけた。


あまりに身心の労苦が重なったためだろうか、その旅行のあとふとした風邪がもとで、昭和５６年春急逝してしまった。


あとにはまだ高校一年の男の子一人。


折柄国税庁側は転業資金を用意して小さい酒蔵の転廃業を陰に陽にすすめている時期で、とうとうこの『竹翠』の酒蔵は廃業を余儀なくされたのです。


『竹翠』の名吟醸を愛する人世に少なからず、みなその蔵の廃業を心から惜しみ悲しんだ。


私などもその一人で、何とか廃業しないですむよう、あるいは廃業が決まったとしても、家業を復活・支援する署名運動を起こそうかと思ったぐらいです。


      
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   <title>気になるお酒　３</title>
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   <published>2011-04-20T07:47:28Z</published>
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      ☆柳生錦(やぎゅうにしき)

『柳生錦』はその名のとおり柳生の里の地酒です。


柳生は、いまでは奈良市の一地名になっているけれど、近鉄や国鉄の奈良駅からはバスで五十分はかかります。


むしろ国鉄の笠置駅からならバスで十分足らず、今川という谷川が流れる杉の香匂う山間に開ける里が、柳生十兵衛ゆかりの柳生の地です。


『柳生錦』の酒葎転訓の渓流沿いの坂道にあります。


すぐ近くに柳生屋敷があり、冬は相当な寒気に包まれる。


『露葉風』という地米で仕込んだ純米酒がひどく旨い。


『特選街』の純米酒コンテスト(昭和５７年１月)でも、『喜久泉・田酒』『西の関・美吟』『玉乃光・吟醸』『梅錦.酒一筋』などに次いで、５位にランクされたぐらいだ。


吉田武義杜氏は経験３０年の丹波杜氏。


でき上がった酒が旨昧に富むのは、この杜氏の技楠に負うところが多いでしょう。


麹は手づくりと機械麹と両方使っていますが、『特選街』誌で上位入選を果たしたのは、手づくりの麹のほうだった。

      
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